Birthphotoへの想い

「はじまりは、望まない妊娠などの悲しいニュース…」

 

 ニュースで取り上げられることが多くなった「望まない妊娠」。実際に、病院を訪れるお母さんの表情はとても暗い。その問題に対し、助産師としてできることはないか…と日々考えていました。命についてもっと知れば望まない妊娠を減らすきっかけになるだろうけれど、学校では本当の命について教えてはくれない。それならば、命が始まる現場にいる私たちが伝えれば良い。机上で習うようなものではなく、よりリアルに伝えるにはどうしたら良いだろう?と考えた先に、行き着いたのがバースフォトでした。

 「感動」という言葉では到底表現しきれない瞬間、それが「お産」。"命とは"、"人を想うこととは"、"愛情とは"、"母とは"、"子とは"…さまざまな感情を抱かせて学ばせてくれる、唯一無二の特別な瞬間を写真を通して伝え、悲しいニュースを少しでも減らすことができたらと考えています。

 

「バースフォトに込められた、たくさんの想い。」

 

 バースフォトを撮った方に対してもたくさんの想いを込めており、記念写真としてだけではなくそれ以外にも大きな意味を持つと考えています。産後の育児で疲れ果て、思い悩んだ時に写真を見返すことでお産を乗り越えた自分、頑張れた自分を思い出し、また頑張ろうと思えるツールになれば良いなと思います。(頑張らなくていいですが笑)

 また、うまれてきた赤ちゃんが成長し思春期を迎え、自分がうまれてきた意味や存在に疑問を感じた時、写真を見返すことで「自分は望まれて、愛されてうまれてきたんだ。」と確認できるツールになればとも思います。大人になればなるほど、自分が愛されていると実感する機会は少なくなりますし、親子間でも素直に想いを伝えることも減ってくると思います。しかし、写真を一目見るだけで言葉が必要ないくらいの愛情を感じられると思うのです。私も、自分自身が生まれてきた時、母がどんな表情をしていたのか見てみたかったなぁと大人になった今、思います。

 

「バースフォトは全ての女性に見て欲しい…」

  

 女性が子どもを産むのか産まないのかの選択は、より自由なものであってほしいと思いますが、もし将来子どもを産みたいと思うのなら早いうちから妊娠・出産に対して考えたり、それに対するライフプランを立てることは大切なことだと思います。子どもが欲しいと思っても簡単に妊娠するとは限りません。バースフォトを見てもらい、妊娠・出産について、自分自身の体について考えるきっかけに繋がれば良いと考えています。